2020年7月23日木曜日

幸せの再現(7/21)

伊藤ラボはいつも体操から始めますが、今日は一人ずつ最近感じているコロナニュースをしゃべりました。
職場の様子やお友達と会うとき、新聞に載っていた親子の話など。
ひとりずつコロナウィルスに対して考えていることは違います。思っていることをシェアできるのはとてもいいなと思いました。

そのあとは、距離をとって壁を向いて、少し大きな声で歌をうたってみました。
最近は大きな声を出すのも対策の一つで控えていますので、楽しかったです。




そのあとは先週の続きで、幸せについてのワークです。
イスに座って、相手に「いま幸せ?」と聞きます。フリートークです。




最後は話す中で出た一場面を再現してみるということをしました。
久しぶりに友達と居酒屋であった場面、パートナーと部屋にいる場面、お菓子を食べて冗談を言い合う場面などなど。
実物との違いも感じながら再現しました。
一緒に場面を再現する人がその場面に幸せを感じることに共感できるかどうかも、その場面を再現するうえで大事なポイントのようです。

次回は8月です。
暑くなっていきますが、コロナウィルス対策をしながら稽古を進めていきます。

2020年7月15日水曜日

あなた、しあわせですか?(7/14)

再開後、二回目のラボです。なんと新しい方が増えました。とてもうれしいです。
見学の方も来てくださって、フレッシュな気持ちで、久しぶりのワークを行いました。
わらべうたを元に何かを創作して、上演します。


新しい方と見学の方はもちろん初めてのワークだったのですが、いろんな工夫が盛り込まれていて、とてもおもしろい上演でした。
伊藤さん曰く、言葉と動きに説明的なつながりがない方が印象に残る、と。
なぜそんな動きを?と考えてしまう動きがいくつかあって、おもしろかったです。



そのあとは、伊藤ラボでは初めて脚本を読みました。
山﨑哲氏の「ジロさんの憂鬱」という、1983年に東京都練馬区で起きた凄惨な殺人事件をもとに描かれた作品です。(お調べになる際はお気をつけください)
脚本の冒頭数ページを読みました。
「あなた、幸せですか?」というような、幸せについてのセリフがいくつかあります。
伊藤ラボではコロナウィルスで休講になる前から、幸せについて考えてきました。
それはこれからも変わらずテーマになるようです。
シーン稽古はせず、ぼんやりゆったりした、でもどこか不気味な、幸せについて言葉を交わす夫婦の空気感を感じながら読んでみました。

幸せに関するワークは、これからも続きます。

伊藤ラボ再開しました(7/7)

3月から4か月間、コロナウィルスの影響で休講していましたが、無事に再開することができました。
いつも通りみんなで体操をして、身体をほぐしました。
そのあと、休講期間中に何をしていたか、どんなことを思っているかをシェアしました。




いまのこの状況をどう思っているか、の問いに、「分からない」という答えがありました。
この先どうなっていくのか、2月に本当に本番ができるのか?
この状況下でどんな演劇が生まれるのでしょうか。


伊藤ラボは、これまで身体のふれあいを大切にしてきました。
てのひらに触れたり、触れられたり、お互いの身体をマッサージしたり。
でもこの状況ですので、今日は「ノー・タッチ」を掲げて進めていきました。


糸電話で会話してみたり(思ったよりも聞こえなくて早々に断念)、二メートルをはかって立ってみたり、ラップ越しに触れてみたり。

久しぶりでしたが、伊藤ラボらしい、いろんな試みがもりだくさんの時間でした。
ゆっくりと動き出していきます。