2020年9月3日木曜日

幸福な質問(8/25)

今日も上演を行いました。いつもはわらべ歌で創作していますが、今回は谷川俊太郎の詩で創作しました。
一度上演したあと伊藤さんより「こうしたらどうなる?」というオーダーが出て、それを受けてもう一度創作、発表しました。



 そのあとは、幸せについて質問するワークを行いました。
おーなり由子著「幸福な質問」を先週読みましたが、それを二人組でやってみました。
「幸福な質問」は二匹の仲のいい犬の会話で、片方が

「もしも、明日の朝 おきたら わたしが、まっ黒なクマに なっていたら あなた、どうする?」

というような質問をします。すると、相方の犬が、

「そりゃあ びっくりするな。『ぼくを食べないで』って言うよ それから 朝ごはん 何か食べたいか きいて、用意してあげる やっぱりハチミツ、好きかな?」

というふうに答えます。

このような「もしわたしが、あした○○だったらどうする?」というような4つ質問を考えて、5つ目には「もしもわたしが あした死んだらどうする?」と聞きます。
回答は自由で、その場で思ったことをいいます。
「〜〜しようと思います」と答えるとちょっと二人の距離が遠く感じてしまうので、「〜〜するよ」と答えたり、どう会話したら幸福度が増すか考えました。

答える内容も現実的なものより、少し空想的なものの方が幸福度が増すかもしれません。
「あした死んだら」という質問に対して「えっととりあえず病院に連絡して…」より、例えば「見晴らしのいいところにおはかを作ってあげる」とか、そういう現実ではできないことでも、答えていいのです。

他者を受け入れること、受け入れられること。それも幸福のひとつのかたちかもしれません。

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