2020年11月23日月曜日

身近なテーマ(11/19)

今日もまずは名前を呼び合うワークを行いました。
「好き」で呼ぶか、「嫌い」で呼ぶか、どちらが得意、どちらが苦手というのがあるようです。
好きな人の名前は呼びますが、嫌いな人の名前は呼ばないのではという意見も。「嫌い」 という思いを嫌いな人の名前に込めるのは少し難しいようです。
でも、「嫌い」の方が得意という人もいました。
いろんな変化が見えてきて、面白いです。

今日も創作・試演をしました。
まずはブレインストーミングをして、そのテーマにまつわるいろいろな単語や場面を出してみます。
その後、2チームに別れてテーマを二つ選び、創作・試演してみました。




とても短い試演でしたが、テーマがとても身近なことなので、「わかるなぁ」と思ってしまうこと、「どうなるんやろう」と気になってしまうものばかりでとても面白くみていました。
情報公開の日がとても楽しみです!

生について、病について(11/17)

今日もディスカッションをして、創作、試演をしました。
今日のテーマは「生について」と「病について」
詳しいテーマはまた公演情報が出た時にお知らせしますが、なかなか一言では表せられない重い大切なテーマを扱います。
生きている人は誰も無視することはできず、共に歩んでいかなくてはならないテーマです。
ついついディスカッションに熱が入ってたくさん話してしまいますが、ほどほどのところで上演に向け話をまとめていきます。




生まれる前の記憶を持っている子どもがいるという話がありますね。
そして、最近のニュースで、子どもを産んですぐに殺してしまったという悲しいニュースもありました。
その辺りから出発し、それぞれ上演しました。どちらもとても面白く、じっと集中して見てしまう上演でした。
パッと短時間で創作するのはとても難しいですが、皆さんその辺りの技術がとても上がってきています。
たくさん話し、創作して、本番へ向けて進んでいきます。
 

好き、嫌いで名前を呼び合う(11/12)

今日は、最初に簡単なワークを行いました。
お互いの名前を順番に呼び合います。その時、一人は相手のことが好き、一人は相手のことが嫌いという感情を持って呼んでみます。
呼び合っていると、お互いの呼び方が作用して、「好き」や「嫌い」の感情がどんどん大きくなっていくかもしれません。
このワークでは、その方へ一歩進んでみましょう。相手から受けたものを無視せず、のってみましょう。
そうするとまた呼び方に影響が出て、それが相手に作用していき、お互いに影響を与え合って、いろんな方向へいく可能性が出てきます。
それを楽しみましょう。
 
後半は、あるテーマについてディスカッションをしました。伊藤ラボの本番のかたちが少しずつ見えてきました。扱うテーマも決まり、みんなで話し合い意見を交わすことが多くなってきました。



 今日は話し合い創作するだけに留めて、次週、試演してみることになりました。
公演タイトルも決まりました。本番に向けて、進んでいきます。

2020年11月19日木曜日

写真撮影(11/10)

今日は、チラシで使う用に写真撮影をしました。
高槻市役所の展望台で撮りました。半分外なので、風がとても冷たく、寒かったです。
しかしとても良い写真を撮ることができました!
チラシの完成をお楽しみにお待ちください。

終わった後は、稽古部屋でワークを行いました。


あるテーマで質問を考えます。15〜20個くらい。
一人の質問を聞いて、気になったものをメモします。
それを聞いて、また質問を更新したり、変更したりしていく作業をしました。
どんな作品になっていくのでしょうか。
一筋縄ではいかなそうな作品です。

 

ブレインストーミング(11/5)

 今日は体操をしながら「最近あったちょっと幸せなこと」を話しました。
ほっこりしました。

今日は、ブレインストーミングを試してみました。
でもテーマがとても重たいというか、全員が何かしら意見を持っているものなので、ブレインストーミングでポンポン言葉を出すというよりは、意見交換会のようになって、話が長くなってしまい、、、
ちょっと難しかったようです。


私たちの団体名も、決めなければなりません。
伊藤さんがお気に入りのものを発表してくれたのですが、それに決まるでしょうか。
次回、決めることになりました。

2020年11月5日木曜日

演技スタイルを合わせる(11/3)

今日は、脚本を読み、上演しました。
「福島を上演する」(松田正隆)の一部分だけを伊藤さんが持ってきてくれました。



 「誰かの演技スタイルに合わせてみる」ということをやりました。
伊藤さんがこんなふうにやってみてと注文をするのではなく、チーム内だけで創作しました。
言ってることはわかるのに、実際にやってみるととても難しかったです。
そもそもその人の演技スタイルって、みんな思っていることがバラバラだったり、自分から遠すぎて真似できなかったり。脚本のストーリーとうまく噛み合わなかったり。
創作しているといろいろ難しさがありますが、上演自体はどちらもとても面白かったです。

最後は、伊藤さんから公演の内容についてお話がありました。
どんなふうな上演をするのか、これからどんな作業をしていくのかなど。
いわゆる脚本があって配役されてセリフを覚えて、、というような作業ではありません。
これからどんどん、本番にむけて創作に入っていきます!

2020年11月3日火曜日

演出しあう(10/27)

今日は、前回配られた詩を読みました。
ひとりひとつ気に入った詩を選び、音読しました。
なぜ気に入ったのか?もシェアします。

そのあと、ペアになってお互いの読み方に演出をつけてみるということをしました。
もちろん、読み手が「こうしたらどう?」と提案するのもアリです。


 書いてあることをどう受け止めるか、気持ち、感情などの内側のことから、間の取り方や、声の大きさなど、外のことまでいろいろ演出を付け合いました。
短時間なので、もちろん演出をつけられなかったところもありますが、最初の音読の時よりはとても聞きやすかったです。
皆さん、自分たちで創作をする力がぐんぐんついてきています!

仏教の四苦(10/20)

今回は、仏教の四苦《生・老・病・死》と幸せについて

各々考えたものとの内、

いずれか1人1つずつのテーマについての質問を20個考えるという作業から。
まずは、これまで個々人と伊藤さんとで話し合った 内容から各々にあったものを選びます。

また、みなさんそれぞれある程度質問がまとまったタイミングで、伊藤さんから新しく6篇の詩が配られました。
この6つの中から各々の心象風景に合うものを選び、
考えた質問に続けて朗読するという流れで発表です。





生から始まり死で終わるという順番で発表するということだったのですが、
メンバーの中で一番若い人が「死」を選ぶという面白い結果になりました。

時間の都合で途中から詩の朗読は省略することになってしまいましたが、
質問を読み上げる中で、
「この人個人の体験に則して出てきたんじゃないか?」と思わせるドキっとするような具体的な質問が
実は「人によってはこういう事もあるんじゃないか」という想像から思い浮かんだという事で
伊藤さんから「こういうところにフィクションの力を感じる」という感想が出ました。


担当:広瀬

久しぶりのひと(10/13)

今日はしばらく休んでいたメンバーが合流しました。
今までどんなことをしていたのか、覚えていることをそれぞれの言葉でシェアしました。
過去にやった上演をその方に見せたり。



 「重たい」テーマ、つまり、死とか、難病とか、夢が壊れること、誰もが経験する可能性のあるもので、今もそれによって苦しんでいる人がいるもの。
また、近しい人がそれによって苦しんでいるのをずっと見てきた人もいます。
私たちも決して軽々しく扱っているわけではないですが、気をつけなければ、そう見られてしまってもおかしくありません。
私たちは私たちの切実さを持っていなければなりません。

久しぶりのメンバーに見てもらえたことで、そのことを改めて認識することができました。

「重たい」テーマ(10/6)

今日は発声練習をしました。
声を出すとコロナ感染症的によくないという風潮が広まり、最近はどの劇団も控えめにやっていると思います。
伊藤ラボは積極的に発声練習はしていませんが、たまにはやってみるのもいいですね。
いろいろ面白い発声練習を紹介してもらいました。


今週も「生きがいについて」の上演です。
前回伊藤さんからでたオーダーを汲んで、やってみました。
よくなった部分もあれば、さらにわかりにくかった部分もあり。
どっちのチームを時間いっぱい使って創作していました。



最後は、もう一度チームを変えて、テーマについてお話しというか、雑談をしました。
とても「重たい」テーマをどうやって扱うのか。それぞれの切実さが必要です。
雑談は雑談ですが、ピンと来ること、来ないことも含めていろいろな話が出ました。
 

質問しあいっこ(9/29)

今日は質問しあいっこをしました。
一人が相手に質問をします。「好きな色はなんですか?」「部活はなんでしたか?」というような軽い質問から、その人の人生観に関わるような、重い質問までいろいろしました。


普通に自己紹介を聞くよりも、その人のいろいろなことを聞けた気がします。
聞く方もいろいろ気を遣って質問を考えていたようで、とても面白いワークでした。


そのあとは、前回とペアを変えて、再び「生きがいについて」のテキストを使って、上演しました。
伊藤さんがいくつかピックアップして、どれに興味を持っているか聞き、チーム分けをしました。
ピックアップされたものは、死や罪、難病、夢が壊れることなどについて書かれた文章です。


 発表後、伊藤さんからオーダーがありました。
地の文は文章がかたいので、耳で聞いただけでは頭に入ってきません。
そこをもう少し自分の言葉にして柔らかくしてみたら、どうなるか?
ひとつの単語を決めて、それを繰り返し言ってみたら、どうなるか?
次回はそれを踏まえて、やってみます!

生きがいについて(9/22)

今日は本番会場である305号室を見学しました。
ここで2月にどんなことをするのでしょうか。とても楽しみです。


そのあとは部屋に戻り、『生きがいについて』(神谷美恵子著)を読みました。
とても長いので、順番に声に出して読んだり、黙読したり。
いつもはわらべうたで上演していますが、今日はこのテキストで上演しました。




 

ハンセン病患者について記されている部分もあります。
病気により、人生が一変してしまった人たち。生きがいをなくした人たち。
私たちはどうやったらそのことを扱えるのでしょうか。
簡単に扱える気はしない、という共通認識を抱えながら、丁寧に創作しました。

朗読(9/15)

今日も上演をしました。
今日はいつもの童歌ではなく、詩でもなく、短いテキストを用いました。
彼が「さぁキスを」といいますが、彼女は「あとで」しかいいません。
「もう時間だよ」「もういくよ」と彼はいいますが、彼女は「あとで」ばかり。
これに動きをつけていきます。
いつもの詩とは違い、彼と彼女でセリフが決まっています。
いつもよりはやりやすいのかなと思いましたが、これはこれで難しさがあったようです。

一度上演し、みて、感想を言い合い、もう一度創作、再演しました。



最後は本の朗読をしました。
今、それぞれ課題があります。「しあわせについて」と聞いて思い浮かべるものを一人ずつ考えてもらい、それをどうしていくのか、伊藤さんと話して課題を設定しています。


この朗読もその課題の一つで、本の中から特に好きな部分を抜粋し、読んでみるということをしました。
とてもいい朗読でした。
個人の課題と、全体の課題。本番に向けてピースを集めています。